北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

‘活動記録’ 分野の情報一覧

 函館商工会議所新幹線開業対策特別委員会では、去る8月31日・9月1日の2日間、相川委員長を団長とする10名の視察団により標記視察調査を実施、現地聞き取り等により、並行在来線の経営分離によって様々な不利益が生じていることを確認してきました。
 「三沢」を「函館」に読み替えれば、新幹線札幌延伸時おけるJRの経営分離が函館に与える不利益や影響は甚大であるといえ、JRによる経営継続は不可欠なものといえます。

(関連記事)
■JR北海道へ現駅─新駅間運行継続を求める11万人署名を提出
■【Q&A】18.並行在来線とはそもそも何なのか

■運行ダイヤや車両数について

  • 八戸駅での新幹線乗り継ぎダイヤが不便になった(新幹線に接続する運行体制になっておらず、乗り継ぎが最大1時間以上待たされる便もある)
  • 新幹線の始発便や最終便と、三沢とを結ぶ接続列車が採算性を理由に廃止された。そのため、JR時代より東京での滞在可能時間が短くなった
  • JR時代に4両編成が主体だった普通列車が経営分離後は2両編成が主体になり、乗車密度が高くなった(通勤通学時間帯は首都圏並みの超満員状態)※地域要望により後に改善
  • 運賃が値上げされ、JRとは別料金となった

■三沢駅サービス環境の変化について

  • 三沢駅におけるJR券(新幹線指定席など)の販売時間が短くなった(JR券販売時間10:00―11:50、13:10―15:40、16:00―16:50の3区分で、市民が切符を買いに来ても休憩時間は買えずに待たされる。また、朝一番や最終などの新幹線に急に乗る用事が出来ても、三沢では指定席の確保が出来ない)※地域要望により半年後に通し販売へと改善
  • JR券のクレジットカード決済が出来なくなった(販売手数料率で逆ざやが発生)※地域要望により半年後に改善
  • 予約済のJR指定券の乗車変更が出来なくなった(区間や便の変更など)
  • 三沢駅でのアメリカ人(三沢基地住民等)に対する英語対応が出来ない(人材不足)※地域要望により後にアテンダントを配置
  • 三沢駅駅員の業務不慣れに加え、切符発券機がJR・青い森鉄道共に1台ずつしかないため、切符売り場の窓口の待ち時間が長くなった ※後に改善
  • 三沢駅前公共駐車場の利用者が半減した(地域住民が直接、新幹線の八戸駅や七戸十和田駅まで車で移動するようになった)
  • 三沢駅利用者が1日約300人減少
  • (視察後に発表)乗客減少も影響し、三沢駅に乗り入れている私鉄の十和田観光電鉄の廃線が決定

■八戸駅乗換環境の変化について

  • 八戸駅の新幹線乗換改札が封鎖され、乗り継ぎの際に改札を出て遠回りすることとなり移動距離と時間が長くなった(青い森鉄道はもともと赤字基調のため、乗換改札を維持するためのコスト負担が出来ない)
  • 青い森鉄道の切符(乗車券)は事前購入出来ず、なおかつJRとの通し購入が出来ない(すなわち東京駅では三沢行の切符が買えない)東京から三沢に行くには、八戸までの切符を購入し、八戸駅で改札口を出て、青い森鉄道の切符を買い直さなくてはならない
  • 青い森鉄道の券売機が2台しかなく、繁忙期は新幹線から乗り継ぐ客で長蛇の列が出来、乗り遅れなどが生じる
  • 青い森鉄道の八戸駅到着遅延によって、八戸駅発の新幹線に乗り遅れた場合に、乗れなかった新幹線の指定席が無効になり、払い戻しも出来ない(会社が違うため、乗り継ぎの保証はしない)

■その他関連事項

  • 経営分離される前に、JR東日本や青森県庁から、これだけサービスが低下するという事実についての説明はなかった

■これらを踏まえ、函館駅が経営分離された場合に更に起こりうると思われる事項

  • 新幹線・在来線の乗り継ぎが保証されないため、利用者は早めに新函館駅へ移動・滞在するようになり、現函館駅および駅前地域での滞在時間が減少、土産や飲食などの消費が減少
  • 並行在来線事業者、バス事業者などは、採算性を理由に早朝・深夜の新幹線発着の接続を行わない可能性が高く、新幹線の最大の利点である時間短縮効果が函館市民にとっては利活用出来ない
  • 以上により、新函館までの自家用車利用者が必然的に増加し、現函館駅利用者が減少、駅前地域の衰退を招く
  • 経営分離によって、現在JR函館駅前に立地する「JR北海道函館支社」は縮小・移転等が懸念され、駅前地域の就業人口と経済波及に悪影響が生じる
  • 経営分離によって、JR北海道が函館市に納めていた固定資産税収入(鉄道関係部分)は無くなり税収減(代わりに設立されると見込まれる第三セクター会社に関しては自治体が出資関与するため固定資産税全額減免などの措置が取られる可能性が濃厚)
  • JR函館運輸所などの広大な敷地の跡地利用の見通しがない
  • 以上により、中心市街地活性化を政策に掲げる現市政に反する結果を招く
  • 函館市として新幹線開通に関係する直接的な税収(固定資産税)がないため、経営分離による地元負担は、受益と負担のバランスが成立しない(お金が出ていくのみ)

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北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、はこだて湯の川オンパクの1メニューとして、「地元ホテルスイートルーム見学ツアー」をさる10月30日と11月1日に開催いたしました。

地元ホテル自慢のスイートルーム等の施設見学と、ランチ・ケーキも楽しんでいただくバスツアーで、地元のホテルについてよく知って貰い、口コミやネットなど地元PRに協力して貰うことを目的としたものです。

10月30日は参加者28名、ホテル函館ロイヤル、ウイニングホテル、函館国際ホテル、ラビスタ函館ベイ、ロワジールホテル函館の5施設を見学。
11月1日は参加者19名、ホテル函館ロイヤル、ウイニングホテル、ラビスタ函館ベイ、HAKODATE男爵倶楽部HOTEL&RESORTSの、5施設を見学しました。

参加者からは「親戚などが来た時に、宿泊先を選ぶ時の参考になった」「シーズンオフなら意外と安いので、今度は是非泊まりに来たい」などという声が聞かれました。

当機構では、2015年度の北海道新幹線新函館駅開業へ向け、函館市民のおもてなしの意識を高めるべく、今後とも啓発活動を実施していく予定です。


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北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長:永井英夫函館商工会議所副会頭)では、2015年度の北海道新幹線新函館開業と冬の函館観光のプロモーション活動を9月から行っておりますが、引き続き10月も下記の内容でPRを実施しました。

 
     (1)青い海公園特設会場での配布          (2)ミスはこだてによるじゃんけん大会

 
   (3)ミスはこだてとイカール星人のお出迎え    (4)宮城テレビ放送の番組でPRするミスはこだて

 
   (5)カシオペアメッセなにゃーとでの配布          (6)横浜タカシマヤでのPRの模様

当機構では今後ともより一層の新幹線開業推進活動を行ってまいります。


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北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、現駅―新駅の鉄道アクセス体験および新幹線工事現場見学を通し、函館市民に新幹線開業についての関心を高めてもらうため、さる10/4と10/6に「JRで行く北海道新幹線工事現場見学会」を開催いたしました。

応募総数は150名、抽選で各回40名、計80名の函館市民が参加しました。
一行はまず新幹線駅ができる渡島大野駅までJRで移動。渡島大野駅舎内で北斗市建設部新幹線対策課の担当者から、新駅周辺整備計画の説明を受けました。
続いて、函館総合車両基地・飯田高架橋・大野新道橋梁を貸切バスで回り、鉄道・運輸機構北斗鉄道建設所長の解説に耳を傾けました。

参加者からは、「現函館駅と新函館駅は、意外と距離も遠いし、時間も結構かかるんですね」「函館市内で生活していれば普段目にすることのない工事現場を見たことで、新幹線開業が近づいていることを実感しました」という声が聞かれました。

当機構では、函館市民の新幹線開業に対する意識が高まって、活力あるまちづくりが進められることを目指すと共に、市民の期待感を踏まえて、現函館駅と新函館駅間の鉄道アクセスの充実化が図られるよう関係機関に働きかけていきたいと考えております。


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花びしホテル函館において開催された第6回フォーラムには、約180名の市民が参加しました。

はじめに立教大学観光学部特任教授の清水愼一氏より、「観光まちづくり成功へのヒント」と題した基調講演をいただきました。
続いて新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会事務局(青森市経済部新幹線開業対策課長)の竹内芳氏より、「新幹線開業に向けた取り組みと開業後の状況について」の内容で事例発表をいただきました。

他地域での具体的な先行事例や、新幹線開業効果を函館の観光に生かすための提言に、多くの聴衆が熱心に耳を傾け、北海道新幹線開業に対する関心の高さがうかがえました。


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  昨年12月の東北新幹線全線開業を踏まえ、冬の函館観光と2015年度の新幹線新函館開業をPRするため、北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長:永井副会頭)では関係団体と合同によるプロモーションを去る9月15日から18日、関東地区の百貨店で開催された北海道物産展において実施しました。

 
 会場となった大宮高島屋、東武宇都宮の百貨店では、ミスはこだてとイカール星人が来場者へ函館特産品と観光ガイドブックを頒布し、新幹線開業によってより近くなる函館をアピールしました。
 このプロモーションは10月にも関東・東北地区6か所の百貨店や産業まつり会場で実施するほか、12月に青森で開催される新青森開業1周年記念事業でもPRを展開する予定となっています。


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6月25日(土)・26日(日)の2日間、大通公園8丁目にて、東日本大震災復興応援事業「函館・東北チャリティープロモーション」が開催されます。
(主催:函館・東北チャリティープロモーション実行委員会)

函館・みなみ北海道地域と東北各地がひとつになり、観光情報の展示やステージイベントのほか、各地域の名産・名品の販売をはじめ、「うまいもの」がずらり集合し、「食と観光」の魅力を発信するイベントです。

北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、2015年の北海道新幹線新函館(仮称)駅開業に向けて、函館と東北が新幹線によってしっかりとつながっていることをあらためてPRすべく、「北海道新幹線建設状況パネル展」をはじめ、ミスはこだてによる新幹線開業PRグッズの無料頒布(個数限定)を行う予定です。

詳しくは北海道新聞社のホームページをご覧ください。

多数のご来場をお待ちしております。


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北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、さる6月19日、「地元ホテルスイートルーム見学バスツアー」を開催しました。
地元ホテル自慢のハイクラスルームの見学と、ビュッフェランチ・ケーキも堪能できるという、新しい試みのバスツアーです。

下は小学生から上は80代の方まで、参加者は86名にのぼりました。
新幹線にちなみ「はやて1号」「やまびこ2号」と銘打った2台のバスに分乗。さらにA―Fまでのグループに分けての団体行動となりました。

函館国際ホテル、ロワジールホテル函館、ラビスタ函館ベイ、ヴィラ・コンコルディア リゾート&スパ、HAKODATE男爵倶楽部HOTEL&RESORTSの、5施設を見学。
地元ホテル自慢のハイクラスルームに、「すてき」「泊まってみたい」などの歓声があがりました。
また、スパやエステ、ブライダルコーナーなどの各ホテルの施設を、はじめて知ったという参加者も多数いたようです。

第2回目のツアー開催も、今年中に企画しております。詳細が決まり次第、また当サイトにてご案内いたします。

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なお、ツアーの催行にあたり、申込・受付時及び抽選会において、不手際・ミスがございました。
ご不快な思いをされましたお客様には、心からお詫び申しあげます。今後の催行にあたり改善をさせていただきます。

当機構では、2015年度の新幹線開業へ向け、函館市民のおもてなしの意識を高めるべく、今後とも啓発活動を実施していく予定です。


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