北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

‘北海道新幹線について’ 分野の情報一覧

【質問】少し前に北陸新幹線開業2年前のスケジュールが掲載されていましたが、わかる範囲で北海道新幹線の予定も教えて下さい。

 

【お答え】北陸新幹線の事例は平成26年4月の当欄記事で紹介しましたが、今回は公表済の北海道新幹線新函館開業スケジュールを一覧表にまとめました。

5月2日に発表されたJR北海道プレスリリースでは、今年10月から在来線区間の新中小国信号場・木古内駅間で新型機関車を用いた運行試験、12月からは新幹線車両を用いた奥津軽いまべつ・新函館北斗駅間の運行試験を行うこととなっています。このことから、11月までには奥津軽いまべつ・新函館北斗間の新幹線用レールが締結されることが想定されます。

また、5月26日に開催された北海道新幹線建設促進期成会の総会では、JR北海道役員が新幹線開業準備状況について報告を行い、それによると新青森・新函館間は営業中の路線を対象に電圧や信号設備を切り替えて行い、かつ貨物列車とのすれちがい試験や冬季性能に関する試験も行うため、新幹線開業時の一般的なケースと比べて倍以上の時間を要し、試験開始から終了まで17か月を見込んでいるとの説明がありました。今年10月を試験開始とした場合に試験終了は平成28年2月の予定となり、平成28年3月の開業はほぼ既定路線と見ることもできますが、同社からの開業時期の公式発表はしばらく先の見込みです。

(下表はH26.11現在、随時更新)

年月 内容 情報元
2014年4月 JR北海道H5系デザイン発表(4編成製造) JR北海道
2014年5月 24日、新幹線高架橋レールウォーク開催 北海道
2014年6月 新幹線駅名「新函館北斗」「奥津軽いまべつ」決定 JR北海道
2014年8月 北海道道南地域並行在来線準備株式会社設立 北海道
2014年10月 JR北海道H5系函館港に陸揚げ・車両基地陸送 報道
2014年10月 新幹線開業キックオフイベント開催 函館市
2014年11月 レール締結式(木古内駅)
2014年11月 北海道道南地域並行在来線準備株式会社社名募集締切
2014年12月 奥津軽いまべつ・新函館北斗間試運転開始 JR北海道
2015年3月 新幹線開業1年前イベント開催 函館市・北海道
2016年秋 新幹線列車名・運行体系・開業日公表
2016年3月末迄 北海道新幹線開業
JR函館・新函館間電化開業
木古内・五稜郭間第三セクター鉄道開業

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2009-12-28

事業費で見た進捗状況(2018/04/10更新)

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北海道新幹線新青森―新函館北斗間は平成27年度末に完成開業したところですが、防音等の対策工事が残っており、2016年12月22日に発表された平成29年度の線区別事業費70億円を合わせ、平成17―29年度の13年分の事業費ベースで進捗額5,526億円となっています。事業費の3分の2は国負担、残り3分の1が地方負担であり、新函館北斗―新青森間の完成時点総事業費5,508億円のうち地方負担分は1,836億円、うち北海道983億円、青森県853億円(青森県内区間約69km地点まで)とされています。
また、地方負担額の90%は地方債の発行が認められており、地方債の半分(条件によっては最大70%)が地方交付税として国から措置されます。
そのため、地方の実質的な負担額は、全体工事費のおおよそ18%程度になります。

【注】北海道新幹線新青森・新函館間の事業費は当初総額4,670億円でしたが、工事実施計画の変更(予算変更)が2013年1月18日に国交省から認可され、総工費が5,508億円に増額となったため、再計算を行っています。また、開業後の残工事・追加工事等により2018年度までの総額は5,556億円となっています。


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2008-3-31

新幹線のメリット

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2008-3-31

新函館北斗開業の時間短縮効果

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JR東日本は東北新幹線の高速化を進め、E5系車両投入によって最高速度320km/h運転(宇都宮・盛岡間)を行っており、東京・新青森間の最速所要時間は2時間59分、新青森駅での接続待ち時間を含む東京・函館間は最速5時間22分(平成26年3月ダイヤによる)となっています。また同社が2012年(平成24)に発表した「グループ経営構想5」においては、最高速度が320km/h区間のさらなる拡大にも言及しています。

新青森・新函館北斗間については、2005年(平成17)の着工時点では最高速度260km/hを前提に投資効果や地元負担の合意がされていましたが、青函トンネルを含む前後約82kmの区間が三線軌条による新幹線と在来線との共用走行区間であるため、貨物列車との共存に際し様々な安全確保策が必要との見地から、2011年(平成23)12月、政府・与党確認事項として「青函共用走行区間の最高速度を当面140km/hとする」ことが示され、2012年(平成24)7月には国交省交通政策審議会に「青函共用走行区間技術検討WG」が設置され協議が進められてきました。その結果、2013年(平成25)3月末「青函共用走行問題に関する当面の方針」が公表され、2015年度北海道新幹線新函館開業時には新幹線の最高速度を在来線と同じ140km/hとすること、2018年度を目途に1日1往復のみ260km/h運転を実現させ、その後も高速走行実現に向けた技術的検討を続けることが示されました。

これにより、着工当初は約40分とされていた新青森・新函館北斗間の所要時間は18分増加して約58分となり、現在の東京・新青森間の所要時間を加えた2015年度末新函館北斗開業時における東京・新函館北斗間の所要時間は約4時間となることが見込まれています。

なお、JR北海道では、新函館北斗―函館間は電化高速化により17分で結ぶと表明しています。

これらを踏まえ、北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、東京―新函館北斗間約4時間、東京―函館間最速約4時間20分としてアピールを行っております。

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2008-3-26

新函館北斗開業までのあゆみ

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1969年12月 「北海道新幹線建設促進期成会」設立(事務局:北海道商工会議所連合会)

1970年 5月 「全国新幹線鉄道整備法」制定

1971年11月 青函トンネル起工

1973年11月 北海道新幹線青森―札幌間整備計画決定

1978年 2月 「北海道新幹線建設促進道南地方期成会」設立(事務局:北海道渡島支庁)

1982年 6月 東北新幹線大宮―盛岡間開業

1982年 9月 整備新幹線の建設凍結が閣議決定

1986年11月 「新幹線現函館駅乗り入れ促進期成会」設立(事務局:函館商工会議所)

1987年 1月 整備新幹線の凍結一部解除が閣議決定

1987年 3月 函館商工会議所議員総会において新幹線函館駅乗り入れを決議

1987年 4月 国鉄分割民営化によりJR誕生

1988年 3月 青函トンネル開業

1988年 8月 運輸省が整備新幹線暫定整備計画案を発表、
盛岡―青森間(除くいわて沼宮内―八戸間)のミニ新幹線方式を提示
北陸新幹線高崎―軽井沢間起工

1991年 8月 東北新幹線盛岡―青森間工事実施計画認可、翌月起工
北陸新幹線軽井沢―長野間工事実施計画認可、翌月起工

1993年 4月 函館駅乗り入れ促進期成会が「新幹線青森・函館同時開業促進期成会」へ改称

1994年 2月 「整備新幹線の見直しについて」(大蔵、運輸、自治3大臣申し合わせ)で、
「整備新幹線のルート未公表区間については、地元調整が整うことを前提と
してルート公表を行うための調査を促進し、環境影響評価を推進する」こと
が決まる(1993年8月から細川連立内閣)

1994年 7月 函館市議会定例会において新幹線函館駅乗り入れを決議

1994年10月 北海道と函館市の協議により新幹線駅を渡島大野駅付近とし、函館駅との
アクセスは地元が責任を持って対応するとして合意、地元調整

1994年12月 「整備新幹線の見直しについて」(政府・与党申し合わせ)に
盛岡―青森間のミニ新幹線計画撤回が盛り込まれる
(1994年7月から村山連立内閣)

1996年12月 「整備新幹線の取り扱いについて」(政府・与党申し合わせ)に
新青森―札幌間の駅・ルート公表、環境影響評価が盛り込まれる

1998年 2月 新青森―札幌間の駅・ルート公表

1998年 3月 北陸新幹線長野―上越間起工

1998年10月 環境影響評価着手

2000年 7月 環境影響評価準備書公告・縦覧

2002年 1月 新青森―新函館間工事実施計画認可申請

2002年12月 東北新幹線盛岡―八戸開業

2004年12月 「整備新幹線の取り扱いについて」(政府・与党申し合わせ)に
新青森―新函館間2005年度始めの着工が盛り込まれる

2005年 4月 新青森―新函館間工事実施計画認可

2005年 5月 青函同時開業促進期成会が「新幹線青森・函館早期開業促進期成会」へ改称

2005年 5月22日 新青森―新函館間起工

起工後の工事進捗状況については、北海道渡島総合振興局新幹線推進室のページに詳しく記載されています。