北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

‘活動記録’ 分野の情報一覧

【質問】函館ではJR経営継続署名活動の呼びかけが盛んですが、並行在来線とはそもそも何なのか、どうやって決めるのか、よくわかりません。

【お答え】並行在来線の定義は法律等に規定されたものはなく、平成8年5月の政府与党ヒアリング時における旧運輸省見解(コメント)しか公式なものは存在しません。それによれば「新幹線の開業により特急列車が新幹線に移る線」(特急列車の収益が新幹線に移転することで損益が悪化する路線)をさすのですが、問題なのは、指針がこれしかないために、立場によって都合良く解釈できてしまい、その結果、並行在来線の対象区間とは事実上JRの判断により指定されるものとなっていることです。

 しかしながら、並行在来線の対象区間がイコール経営分離区間かといえば、そうではありません。経営分離区間の決め方については、平成8年の政府与党合意書に「沿線地方公共団体及びJRの同意を得て確定する」と規定されています。つまり現時点では、JRが並行在来線の表明はしたけれども、函館市が新函館・現函館間については並行在来線と認めておらず、双方の同意が得られていない状態にあるといえます。

 函館市は、この問題が惹起して以降一貫して、新函館・現函館間は新幹線が走るわけでもなく、地図上も新幹線と並行していないことから並行在来線にあたらない、という見解を主張しています。

 この見解を客観的に検証するため、全国幹線旅客純流動調査を基に、現在の鉄道旅客流動実態から札幌延伸後の新函館・現函館間の流動見込を示したものが下図ですが、これをみても、同区間が「特急列車の旅客が新幹線に移り、収益性が悪化する」という並行在来線の定義にあてはまらないことは明白です。
 これらのことからも、同区間はそもそも並行在来線ではないという前提を崩さず、地域一丸となって引き続きJRによる経営継続を求めてまいります。


Tags:

下記の署名募集は2010年9月22日の署名提出にて終了いたしました。皆様のご協力誠にありがとうございました。

====

 このサイトでも既にお知らせの通り、JR北海道は、北海道新幹線が札幌まで開業された時点で、現函館駅と新函館駅間を並行在来線として経営分離する意向を示しております(2010年8月現在)。
 こちらの記事で紹介したリーフレットでもお知らせの通り、同区間の経営分離は地域の損失が明確かつ多大であることから、函館商工会議所としても関係団体等と連携し、地域の総意としてJRによる存続を強く求めていくことといたしました。

 
 並行在来線の経営分離区間については、本来「沿線地方公共団体及びJRの同意を得て確定する」とされていますが、過去の事例をみましても事実上はJRの意向で指定されるものであるため、同区間はJRによる存続が不可欠であるという地域の総意を、JR北海道に伝える必要があります。
 本件については、既に市民層の動きとして函館市町会連合会などが全市的な署名活動を実施しているところですが、地元経済界としても地域一体となって取り組むべく、函館市とともに署名活動を実施することといたしましたので、活動の展開につきまして、皆様の絶大なるご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 
■署名資格  趣旨に賛同いただける方はどなたでもご協力いただけます
■署名用紙  こちらのPDFファイルをダウンロードして下さい
■署名方法  ボールペン等直筆によるものとし、署名了承された方の代筆も可能です
■提出方法  FAX・持参・郵送のいずれかでお願いします
■提出期限  平成22年8月31日(火) (延長)9月中旬まで
(当初期限の8月31日現在、大変多くの市民・事業者の方々からご協力をいただいており、誠にありがとうございます。JR北海道への提出日が確定するまで受付を延長しますので、ひきつづきご協力をお願いいたします)

※ご署名いただきました内容は、要請活動以外の用途には使用いたしません

(本件担当)函館商工会議所 地域振興課
〒040-0063 函館市若松町7-15 TEL0138-23-1181 FAX0138-27-2111


Tags:

 北海道新幹線の札幌延伸に伴いJR北海道が函館駅─新函館駅間を含む在来線の経営分離を表明した問題で、同区間のJR北海道による経営存続を求め、函館市が一丸となって取り組んでいる姿を広くアピールすることを目的に、函館市・函館商工会議所が合同で8月5日、「現函館駅─新函館駅間JR運行継続街頭署名活動」を実施しました。

 街頭署名活動には函館市長、副市長をはじめ函館商工会議所高野会頭および森川・松本・木村・石尾副会頭4名全員、函館市町会連合会正副会長、函館都心商店街振興組合理事長、函館朝市協同組合連合会など関係団体役員・スタッフ約40名が参加、冒頭挨拶として函館市長より「長年に亘る新幹線建設促進運動の歴史からも、函館駅や新幹線アクセス区間はJRによる運営が必要であり、経営継続を求めるため市民が結束して取り組もう」との発声に続いて、函館駅前地区2拠点に分かれての署名要請を行いました。

 当日は市民の皆様や観光客の方々のご協力もあり、僅か3時間の実施にもかかわらず合計1,484名分もの署名を集めることができました。署名活動にご協力いただきました皆様方に改めて御礼申し上げます。

 なお、街頭署名活動に引き続いて、函館商工会議所では会員事業所および関係業界団体の皆様方に向けた署名活動を8月末を目途に展開して参りますので、引き続きご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


Tags:

 

 2010年度中に予定されている政府の札幌延伸認可判断に関連し、JR北海道は3月下旬、在来線の函館駅─新函館駅を含む区間を経営分離すると表明しました。

 これについて函館商工会議所では、経営分離の問題点とともに、函館が経営分離に同意できないのはなぜか、詳しくお知らせすることを目的としたリーフレットを会員向けに作成し配布いたしました。

 

(内容はA4版4ページで、掲載事項は7月5日時点の情報にもとづくものです。製本印刷可能なプリンタだと実物と同じA3両面中綴じの出力ができます)

<ダウンロードファイル>
リーフレット(PDF1MB)


Tags:

函館商工会議所では、経営分離の問題点とともに、函館が経営分離に同意できないのはなぜか、詳しくお知らせすることを目的としたリーフレットを作成しました。こちらでは画像形式で一覧できますのでどうぞご覧ください。

?

 


Tags:

北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、さる6月17日、新青森駅で行われた 「E5系量産型先行車両」の新青森駅入線に伴う駅舎見学会に参加しました。

この見学会は、E5系「はやぶさ」が八戸以北に初めて乗り入れるのに合わせて新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会が企画したもので、抽選で選ばれた500名の中に当機構も当選したことから、急ぎ参加することとなったものです。
当日は9:30から新幹線コンコース・ホームへの入場が始まり、10:18頃のE5系「はやぶさ」入線の際は、参加者から大きな歓声があがりました。
報道陣も多数詰めかけており、新青森駅開業に対する関心の高さがうかがえました。

入線するE5系 大混雑のホーム
(左)入線するE5系「はやぶさ」 (右)写真撮影で大混雑のホーム

車両入線見学会のほか、9:30から11:00までは、新青森駅舎内を自由に見学することができました。
真新しい駅舎に、みな興味津々だったようです。

棟方志功生誕100年記念大版画 工事中の新青森駅舎
(左)棟方志功生誕100年記念大版画 (右)工事中の新青森駅舎

当機構では、本年12月4日の新青森開業に向け、函館までの経済波及創出のための活動を進めて参ります。


Tags:

【質問】新聞等では北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離問題が盛んに取り上げられていますが、現時点では何が問題なのですか。

【お答え】政府は平成22年度新幹線予算のうち90億円を新規区間着工分(新函館・札幌、金沢・敦賀、諫早・長崎の3区間)として留保し、その着工について、今年9月までに結論を出すと表明しています。また実際に新幹線の工事着工のためには、並行在来線としてJRが経営分離を指定した区間の沿線自治体が、その経営分離に同意する必要があります。

北海道新幹線札幌延伸に伴う経営分離区間については、今年3月、JR北海道が文書資料として初めて分離区間を現在の函館駅─小樽駅間と明記し、函館市として重要な新幹線接続路線である現函館駅─新函館駅(現渡島大野駅)間17.9km(以下「同区間」と表記)を含んでいることが明らかとなりました。

現時点において重大な問題なのは、同区間について、北海道からも代替の鉄道輸送の方針が全く示されていないため、同区間に旅客鉄道が運行される保証が全くないということであり、JRの経営分離表明はすなわち現時点では「鉄道や駅の廃止」を意味しています。

函館市ではこの問題を受け、新函館駅の場所が決められた際の協議さらにそれ以降の経緯等をふまえ、同区間を引き続きJR北海道に運営して貰うよう、北海道とJR北海道に要請し、現状では経営分離に同意できないとの考え方を示しています。函館市議会も同区間をJRが引き続き経営するよう全会一致で決議し、6月2日に関係機関へ要請を行いました。

函館商工会議所では函館市より経緯説明を受け、地域の重要課題として一体となって取り組む方針を確認しており、今後は諸情勢の進展に合わせ函館市と緊密に協議・連携し対応していくこととしています。
(記載内容は2010年6月2日時点のものです)


Tags:

5/22(土)23(日)の二日間、札幌駅南口広場にて、道南の食を集めたイベント「みなみ北海道グルメパーク」が開催されます。
(主催:みなみ北海道グルメパーク実行委員会)

北海道新幹線新函館開業対策推進機構では、2015年の北海道新幹線新函館(仮称)駅開業PR活動の一環として、「北海道新幹線パネル展」を行うほか、お弁当など道南の海の幸を販売いたします。
リーフレット・さきいかの無料頒布(個数限定)のほか、ミス函館も来場する予定です。

現在の販売予定品は以下のとおりです。(※変更になる場合もあります)

 【弁当】
  ○中空土偶弁当
  ○戸井のなまらタコ釜飯
  ○イカ釣り漁師のいか飯弁当
  ○箱館ハイカラ號弁当

 【水産加工品】
  ○昆布製品 ほか

 

詳しくは北海道新聞社のホームページをご覧ください。

多数のご来場をお待ちしております。


Tags: