北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

2008-3-26

【Q&A】01.最近の状況について

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【質問】北海道新幹線はこの春で着工から3年が経ったはずですが、建設が進んで街が盛り上がってきているような実感がぜんぜんありません。いまはどんな状況ですか?

【お答え】北海道新幹線新青森―新函館区間の工事はこれまでトンネル工事を中心に進められ、3月現在、最も長い渡島当別トンネル約8kmの60%が掘り進んでいます。とはいえ全体の予算4,700億円に対して過去3年間の工事費用が190億円、4%ほどの進捗のため、函館商工会議所では関係機関と連携しながら国や政府に対して予算確保の要請を続けており、平成20年度は過去3年分にほぼ匹敵する178億円が確保されました。2008年からはトンネル工事に加え、七飯町内に設置される総合車両基地の整地工事や新幹線レールの取り付け工事なども着手されます。

また、新幹線に伴う経済効果を高めるための地元の動きとして、工事関連資材の地元受注を目指す「北海道新幹線函館資材協力会」や、開業に向け地域活性化の行動計画策定を進める「北海道新幹線開業はこだて活性化協議会」の活動が本格化しています。協議会ではまもなく市民向けアンケートを実施する予定ですので、調査票が届きました際にはどうぞ皆様のご協力をお願い申し上げます。