北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

20131107北海道新幹線新函館開業対策推進機構では北海道旅客鉄道(株)に対する標記要望活動を、去る11月7日実施しました。

機構設立以来3回目となる今回の要望は、2013年春、新駅の構造やアクセス列車の整備方針が公表されたことが契機となり、構成団体の方々より再びご意見やご指摘が上がってきたことによるもので、特に、商工会議所や観光協会など経済界には顧客志向の高い企業経営者が多く、アクセス列車の利便向上や不便解消に高い意識を持っていることから、地域の声を事業当事者へいち早く届けご検討頂くことを狙い、要望項目の意見集約と調整を行って参りました。

当日は西村会長(函館商工会議所副会頭)、森副会長(函館国際観光コンベンション協会副会長)ら4名がJR北海道本社を訪問、下記の要望項目を記載した要望書を手渡しました。

 

1 新函館・現函館駅間の鉄道アクセスの充実について

  • 新函館駅での新幹線上下線とアクセス列車の乗り継ぎにおいて、同一平面での乗り継ぎが最大限確保される運行ダイヤの設定
  • 新函館駅での新幹線上下線とアクセス列車の乗り継ぎにおいて、同一平面乗り継ぎができない運行便についてホーム昇降移動の負担軽減が図られるよう、乗客の利便性を考慮した在来線駅舎の整備
  • 編成増結や続行運転などアクセス列車の混雑緩和策の実施
  • 新函館・現函館駅間における利用者の利便性や快適性が確保された車両の導入
  • 函館らしさを感じることができる車両の導入
  • 新青森・青森間に準じた特急乗車時の特急料金不要特例の検討

2 新幹線運行の充実について

  • 青函共用走行区間における減速を考慮した特急料金の検討
  • 自由席車両の導入の検討
  • 本州方面との既存割引企画きっぷ販売および割引予約サービスの継続
  • 青函共用走行区間速度制限の一日も早い解決のための技術開発並びに導入の推進

3 在来線特急運行の早期正常化について

  • 函館・札幌間を結ぶ特急列車の減便・減速措置の早期正常化

 

対策機構では今後とも新幹線を取り巻く情勢を注視しつつ、必要に応じ要望活動を行って参ります。


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