北海道新幹線2016.3新函館北斗開業ウェブサイト

函館商工会議所が所管する新幹線推進団体の活動アーカイブです

【質問】新聞で「第4回北海道新幹線地域活性化フォーラム」が開催され、函館駅から新函館駅までの交通アクセスについての講演があったと報道されていましたが、どのような内容だったのでしょうか。

【お答え】2010年1月13日開催の第4回フォーラムの講演会には2名の講師をお招きしましたが、ご指摘のお話は北海道大学大学院工学研究科で交通工学等がご専門の岸邦宏准教授の講演です。岸先生からは、国土交通省が定期的に実施している「航空旅客動態調査」の直近の結果から、まず函館空港の利用実績について説明がありました。

 岸先生の分析によると、函館空港利用客の割合は函館地域居住者(以下、市民と表記)が3割で、残り7割は本州などの居住者(以下、来訪者と表記)であること、「函館空港から出発する人」が街から函館空港に向かう交通手段に公共交通を利用する人は市民のうち4割、来訪者のうち7割であること、「函館空港に到着した人」が目的地へ向かう交通手段に公共交通を利用する人は市民のうち3割、来訪者のうち7割であることが報告されました。こうした結果から、街との空港とのアクセスについて市民は自家用車利用が主体であり、来訪者にとっては公共交通の充実が不可欠との指摘がありました。

 その上で新函館駅までの交通アクセスについては、函館空港と同様の利用実態を想定すると、利用客の多くを占める来訪者の利便確保が大切であるとし、重要なポイントとして、(1)(現函館駅からの)所要時間が短いこと、(2)定時性が高いこと、(3)接続時間が短いこと、の3つを挙げ、新函館駅での対面乗換ホームの必要性や新幹線と在来線がスムーズに接続できる運行ダイヤが求められるとしました。また札幌延伸についても触れ、札幌延伸時においても新函館駅での対面乗換が維持されることが望ましいとの意見がありました。
 なお、岸先生の講演資料等をご希望される方は事務局までお問い合わせ下さい


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